2007年04月29日

ツラネ(口上)の工夫

 「白浪五人男」でもおなじみのツラネセリフは、ここぞという重要な場面で、それぞれ自己紹介みたいなことを、順繰りに言っていく訳ですが、このセリフは素人にも真似しやすく、そしてアレンジが効くように、考えられたそうです。

 少なくとも黙阿弥は座元に深切、役者に深切、見物(客)に深切の、「三深切(しんせつ・親切の意味)」を心がけて、脚本を書いていたようです。

 江戸時代は一般人でも三味線が弾けたり、義太夫が出来たりすることが「教養」の一部であったし、平たく言えば異性にモテる要素でもあった訳です。

 また江戸の男達の間では、歌舞伎俳優の身ぶりや声色を真似ることが流行したそうです。そこまで人気となると当然、歌舞伎のセリフも「憶えやすいセリフ」となるように、考えられたとしても不思議はないのかもしれません。

 江戸後期には歌舞伎で上演された踊りや、長唄、常磐津などの教室が繁昌し、男女を問わず熱心に通っていたそうです。

<関連記事>江戸のお稽古事情

大奥

 今も昔も、モテるために必死な人もいるのですね。
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posted by fuji_nishi. at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白浪五人男

2007年04月23日

逸脱しすぎ

 最近、「白浪五人男」とも、「歌舞伎」ともかけ離れた話題が増えているので、そろそろ軌道修正したいものです。

 それから去年さんざん、英語版「白浪五人男考」を作ると息まいていましたが、現在、英語のできる人に原稿を見てもらっているのですが、完成までには遠い道のりです。

 本業の合間に翻訳してもらっているので、ただでさえ時間が掛かる上に、「英語でそんな表現はないだろ〜」という部分が多いとのことで、大々的に直さなきゃいけないから、かなり時間が掛かるそうです。(しょぼーん)
posted by fuji_nishi. at 14:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | ごあいさつ

2007年04月19日

新宿のたまちゃん

 久々に東京・新宿に行って参りました。
「たまちゃん」は新宿の住友ビルの前にいます。

tamachan.jpg実は以前にも私のHPにも取上げてありますが、今回はじめて解説をじっくり読みました。

 解説によると、戦に敗れ傷ついた太田道灌(おおたどうかん)に逃げ道をまねくように導いたという、逸話があるそうです。

tmkaisetsu.jpg解説写真

「人にいのちあれば ねこにもいのちあり

江戸の里をひらきし太田道灌

この地の北で いくさに敗れ

あわや いのちを 失わん時

一匹のねこあらわれ にげ道をあんない

いのちをとりとめ 江戸を開いた

なれど このかくれた 江戸の恩ねこも

ねこなるゆえに 名ものこらねば ふびん

江戸の いゝたま 玉ちゃんと名づけ

のちのちまでの 江戸のまもりとす

つくりびと 流政之

ねこの生れ 文明狂年 」


tocho.jpg都庁も目の前!

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posted by fuji_nishi. at 15:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民話・伝説

2007年04月12日

えらい狸

 むかぁし、むかし建長寺の山奥に住んでいた狸がお世話になったお礼にと、建長寺の三門再建(安永4年・1775)に協力しようと、和尚に化けて*勧進したということじゃ。



 勧進僧(に化けた狸)が武蔵国の板橋宿に泊った夜のこと、宿の主人が廊下を通りかかると、ぼんやりと障子に狸の影が映っていたそうな。そこで主人は機転を利かせて、その部屋に宿泊している坊さんにご用伺いをするために障子を開けてみると、座敷には立派な和尚さんが座っていたそうじゃ。

 翌日の練馬宿でも、狸の和尚は風呂に入っていて、湯桶で尻尾を洗っている姿を仲居さんに見られてしまった。しかし、信心深い宿の女将のおかげで、事なきを得たものの、「勧進僧の中に、狸が化けた和尚がいるらしい」という噂が広まったそうじゃ。

 ある日のこと、狸の和尚が青梅街道を駕籠に揺られていたそうな。「件の噂」を聞いていた駕籠かき達は、「(今乗せている)この坊さんこそ、噂の"狸和尚"なのではないか?」と思い、犬を連れてきて、駕籠にけしかけてみたそうじゃ。

 そしたら犬は駕籠の中から和尚を引きずり出し、噛み殺してしまったそうじゃ。しばらくしてから、和尚が元の狸の姿に変わり、正体を現したそうじゃ。

 駕籠の中には金30両と銭5貫200文が残されており、そのお金は無事、建長寺に送り届けられたということじゃ。

tanugoro.jpg 少なくともこの狸は、そんな殊勝なことを考えなさそう…


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posted by fuji_nishi. at 12:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民話・伝説

2007年04月09日

鎌倉観光文化検定

 世の中、「ご当地検定」ブームでありますが、とうとう鎌倉でも今年、「鎌倉観光文化検定」なる検定を催すそうです。

 検定の目的は「鎌倉の文化や歴史、観光に対する意識を高め、鎌倉の魅力を再発見してもらうことと、鎌倉の産業振興並びに観光振興に繋げること」だそうです。

 受験は誰でも参加でき、特に制限はないそうです。

 我こそは「鎌倉通」、「鎌倉ファン」という方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?(私も受験した方が良いですかね?)



 ちなみに今年の第1回検定は

平成19年6月17日の日曜日

午後1時から(制限時間は90分)。

 試験会場は鎌倉女子大学大船キャンパスで催されるそうです。



*今年は3級のみです。*

申し込み期間:平成19年4月2日(月)〜平成19年4月27日(金)

受験料:5000円

 出題内容は、鎌倉に関すること全般(文化、歴史、史跡、神社、寺院、まつりと行事、暮らし、文学・文士、自然、観光など)の基本的な知識レベルで、問題数は100問、マークシート式。

合格基準:70%以上の正解で合格

 かまくら春秋社発行の、鎌倉商工会議所監修の公式テキストブック『鎌倉観光文化検定公式ガイドブック』(A5版/220ページ/定価1,800円)の中から、90%以上が出題されるそうです。



 本は発行元の株式会社かまくら春秋社か、鎌倉市内の書店なら確実に入手できると思うので、そちらにお問い合わせ下さい。鎌倉商工会議所2階窓口でも販売しています。

 試験前の5/19(土)・5/20(日)の2日間、
または5/26(土)・5/27(日)の2日間、
鎌倉女子大学大船キャンパスにて午前10時から午後5時まで、※有料で講習会が開催されるそうです。

※講習会受講料:土日の2日間セットで12000円。
(試験とは別料金)

 講習会は事前に鎌倉商工会議所の<窓口>か、<FAX>で申し込めます。

<窓口受付>
平日(月〜金)営業時間(午前9:00〜午後5:00)内に、鎌倉商工会議所2階窓口で直接支払う。

<FAX>
指定の口座に振込んだ後で、「受講申込書」に必要事項を記入のうえ「受講料振込証のコピー」を貼付け、FAXで送信して下さいとのことです。

 検定の詳細や、受験申し込み方法などは、下記のサイトをご覧下さい。

・鎌倉検定
http://www.kamakura-cci.or.jp/kamaken/

御当地通/ご当地検定ガイド/鎌倉検定
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posted by fuji_nishi. at 11:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鎌倉

2007年04月05日

勧進

かんじん【勧進】

 寺院や仏像の建立もしくは修復のために、僧侶が諸国をまわって寄付を募ること。
posted by fuji_nishi. at 15:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 用語辞典

2007年04月02日

現代版 南郷どん

 って、どんな感じなんでしょうかねぇ。
やっぱりワイルドなイメージで、色黒マッチョ「ちょい不良(ワル)」な不精ひげって感じでしょうか?

 例のごとく妄想を膨らませて、イラストを描いてみました。


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posted by fuji_nishi. at 01:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 南郷力丸
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