2009年06月29日

だんまりの場面の扮装

 東京都立図書館のHPには、デジタルライブラリーというページがあり、その中に浮世絵、江戸城、和漢書が見られる貴重資料画像データベースがあります。

 その中に「稲瀬川谷底の場」のだんまり(暗闘)の場面で、南郷力丸が虎の革をかぶる浮世絵(見立絵)を発見しました。

 それは文久2(1862)年3月、3代目 歌川豊国による作品で、中村芝翫<4>扮するnan_thum.gif南郷力丸が、竹薮の中で虎(と言うよりも豹?)の毛皮をかぶった姿の役者絵です。

 そもそも私は「だんまり」の場面の意味を知らなかったのですが、どうやら「だんまり」とは、劇中、座頭を初めとする主要俳優陣と「売り出し中」の若手俳優などを、舞台で「お披露目」する目的の、観客サービスの演出(=だから動作もゆっくりしている)らしいのです。
 
 いつの時代からの演出かは存じませんが、もしかしたら「だんまり」の場面で、「役者絵のイメージどおり」の扮装をさせていたのかもしれませんね。

 そう考えると、役者絵(浮世絵)を見る楽しさも増えました。

(下のサイトから、浮世絵を見られます)

 東京都立図書館

 デジタルライブラリー

 国立国会図書館 貴重書画像データベースシステム

 早稲田大学 演劇博物館 デジタル・アーカイブ・コレクション

参考文献:

posted by fuji_nishi. at 02:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 南郷力丸
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