2006年02月23日

白浪物

【しらなみもの】

 盗賊を主人公にした世話物のこと。

 後漢の末期、中国の山西省*の白波谷(はくろうこく)という場所に、張角と言う盗賊がいて、彼ら盗賊のことを「白浪賊」と呼んだことに由来する。「しらなみ」はその訓読み。
 これらの作品の主人公は盗賊だが、駄右衛門のセリフ「盗みはすれど非道はせず」に代表されるように、皆、共通して義理人情に篤い人物だが、最後は因果応報の結果、捕らえられたり、死んだりする勧善懲悪の話。

 幕末の講談師・松林伯円が白浪を口演した通し狂言を、黙阿弥が歌舞伎に取り入れた。

<類>緑林

山西省-Wikipedia
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<関連>生世話物際物散切物時代物世話物

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「白浪物」が大衆に受けた理由
posted by fuji_nishi. at 01:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 用語辞典
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