2006年09月03日

チケットを入手するには?

 今までに1度も歌舞伎を見たことがない人が、「それじゃぁ、歌舞伎を見に行こうか。」と思った時、どうやってチケットを入手するか、頭を悩ませるところです。

 かくいう私も祖母の「おこぼれ」に預かっている身ですから、自らチケットを購入した経験はないし、たいしたアドバイスは出来ないのですが。


【とりあえず確実にチケットを入手したい】


チケットセンターで買う

 まず有名なのは、チケットぴあですね。ネットでも注文できます。

[PR]チケットぴあ

 あとは劇場のチケットセンターから、直接購入できます。

 たとえば国立劇場で公演される舞台は国立劇場チケットセンターに、歌舞伎座の舞台なら松竹直営のチケットホン松竹(電話)か、チケットWeb松竹(パソコンもしくは携帯サイトから購入)とか。

 チケットホン松竹(電話)では、一旦キャンセルされた席が再び売りに出されることもあるらしいですよ。

【かなり前からチケットを確保しておきたい】


クレジットカードの会員になる

 VISAやJCBの会報誌を読んでいると、カード会員の特典として、公演の3ヶ月ほど前から、チケットの予約ができるみたいですね。通常どこでも1ヶ月前になって、ようやくチケット販売が始まるので、これはお徳です。

 似たような例で、三越カードの会員になると、5%割引き、三越各店の文化展、美術展などの有料催事を優待価格で鑑賞できるそうですね。もちろん、三越劇場のお芝居も「自主公演」に限り、優待価格で観られるそうです。(どうも「自主公演」っていうのが、今いちよく分からないのですが)

 ただしカード作るのに審査があるらしいので、「万人向け」ではありませんが…。

【とにかく安く、もしくはタダで見てみたい!】


知人や友人にゆずってもらう

 チケットは入手したものの、その人に急用が出来て、歌舞伎を見に行けなくなった時に有効です。もし相手が「チケットの貰い手」がいなくて、困っていそうな時、すかさず立候補しましょう。運が良ければタダで入手できます。

 よっぽど相手に嫌われていない限り、お金を払うことがあったとしても、「通常の価格」よりは安く譲ってくれると思います。チケットを譲ってもらった相手に、後でお礼は必ず言いましょう。

<注意点>
*「運」に左右されて、必ずしも「お目当ての俳優」や「興味のある演目」が見られるとは限らない。

*金額は人間関係や持ち主の性格にも左右される。

 相手が「金券ショップ」や「ネットオークション」に売りに出す人物だったら、「無料」で入手しようなんてことは考えないことです。それ相応の金額を要求されると覚悟して下さい。

 あと「金欠」気味の人も、高額な値段をふっかけて来る可能性もあります。その人が普段「信用のおける人柄」であるのかどうかを、良く見きわめてから交渉しましょう。

金券ショップ

 どこの街でもたいてい1軒はあるはず。都会であればあるほど、競争は激しいので、その中で1番条件の良さそうなお店を選んで下さい。デパート券やJR、航空券の割り引きチケットも同時に買えて、遠方の方には朗報?かも。

<注意点>
*お店によっては歌舞伎のチケットを置いていない場合がある。

*安く手に入ることもあるが、「人気の演目」だと金額が高くなることも。

*必ずしも自分にとって、都合の良い日時のチケットが売りに出ているとは限らない。

*映画館と違って基本的に座席を選べない。(劇場の座席の配列を知っている人は番号で「どういう席」か判断出来るだろうけど、たいていの人は「良い席」かどうかは分からないという意味。)

ネットオークション

 便利。話題性の高いチケットが大量に売りに出されている。(あれば)日時や座席を選べる。高いものもあれば、破格値で売りに出されるものもある。オークションならではのワクワク感を楽しめる。

<注意点>
*取引条件によっては、購入者が手数料等を負担することもある。

*安く手に入ることもあるが、座席、作品によっては金額が高くなることも。 
 しかも話題作や人気俳優であればあるほど、値段はうなぎ上りグッド(上向き矢印)

*取引相手が必ずしも「良心的な人物」であるとは限らない。

 お金は振込んだものの、公演日を過ぎた頃に送ってくる・一向にチケットが送られて来ない・連絡がつかない、肝心のチケットがニセモノ(←犯罪)だった!なんてこともあるので、あんまり高値で買い取るのは得策でないかも。取引相手の「評価」を参考にしてみること。

[参考サイト]実録オークショントラブル 詐欺師が狙うあの商品(ヤフオク!)

チケット交換の掲示板

 お互いに条件や意見があえば、取引き成立。ネットオークションのように、定価以上の値段がつくことは滅多にない。

オケピチケット救済サービスのように、良心的なサイトもあります。

<注意点>
*基本的に購入者が手数料等を負担する。

*ネットオークションと同様、取引相手が必ずしも「良心的な人物」であるとは限らない。

 何度かメールのやり取りをして、急に横柄になる人、少しでも文面がアヤしいと感じたなら、無理して取り引きしない方が良いかも。

※金券ショップやネットオークションなどでは、ごく稀に偽造チケットが紛れ込んでいるらしいので、要注意。万が一、チケットが偽物だった場合、劇場への「入場はお断り」されるそうです。

アンケートや懸賞に応募する

 ただし歌舞伎のチケットが「景品」にあればの話ですが。
むやみやたらと応募するのではなく、大手の新聞社やケーブルテレビとかの懸賞を中心に狙うと良さそうですね。

松竹の株主になる

 これぞ究極の贅沢?半期に1度、株主優待で映画や歌舞伎の招待券(映画の優待券は1000株以上、歌舞伎は3000株以上)がもらえます。

【歌舞伎に慣れてきたら】


幕見席(ただし歌舞伎座のみ)

 フルタイムで全部の演目を見るから高いのであって、幕見席だと一幕につき1000円前後と、かなりリーズナブルです。

 本当に「歌舞伎好き」な人、歌舞伎を見なれた「通」は、こちらの席で期間中に何回も見ていらっしゃるようです。しかし安い分、「制約」が多いです。

 いきなり初心者さんが幕見席で見ても、お芝居を楽しめるとは思えないので、あまりお薦め致しません。歌舞伎座の「華やかな雰囲気」を味わうっていうのも、歌舞伎の楽しみのひとつなのではないかと思うのです。

[特徴]

1.まず4階からなので舞台から遠い。(その分「舞台全体」が見渡せるという利点もありますが)

2.真下の「花道」はよく見えない。話の筋が分からないと、非常に厳しい席なのではないかと思います。幸いなことに、イヤホンガイドは借りられる(注:事前に貸し出し料650円<現500円>+保証料1000円を支払う。故障・紛失さえしなければ、返却時に1000円は返されるので実質は650円という意味。)らしいですね。

3.チケットは当日券ひとり1枚(予約は不可)のみで、専用窓口(歌舞伎座の場合、幕見席のチケット売場は1階正面玄関の左側)でしか購入できない。定員は通常150(座席90・立見席60)名まで。

4.昼夜入れ替え制(1日中べったり居座ることは不可能)。

5.入口もロビーも別で、他のフロアには移動出来ません。

年に何回も見るのなら、【会員】になった方がトク!


歌舞伎会の会員になる

 年会費3150円で、歌舞伎座・新橋演舞場の舞台のチケットの先行発売、5%割引き、会報誌「ほうおう」毎月無料配送、その他お得な特典(松竹直営の映画館で映画が1000円で見られるなど)があるらしいです。

※18歳以上

くわしくは歌舞伎会のページへ。

あぜくら会の会員になる

 年会費2000円、入会費2000円。国立劇場・国立演芸場・国立能楽堂で有効。チケット先行予約、割り引き、会報誌「あぜくら」の毎月発送などの特典があります。

 会員になるには、平日の10:00〜17:00の時間内に、電話で入会申込書を請求しないといけないようです。[土・日・祝・創立記念日(7月1日)・年末年始は休み]

・電話 03−3264−0555
 
くわしくはあぜくら会のページへ

都民劇場の会員になる

 半年に1回、会員を募集しています。
要は芸術鑑賞を楽しむサークルですが、演劇サークル(半年に5回鑑賞)、歌舞伎サークル(半年に3回鑑賞)、新劇サークル(半年に5回鑑賞)、映画サークル(半年に6回)、音楽サークル(半年に5回)とあります。これらのサークルは、「都民」じゃなくても会員になれます。

※あぜくら会と同様に、ここも平日(月〜金)の営業時間内に電話をするか、入会案内書をフォームで請求しないと、会員になれないようです。

 今期の注目は演劇サークルの部門で、国立劇場の「元禄忠臣蔵」の舞台が3回見られる(選択で選べる)ということです。倍率は高いかもしれないけれど、見られたらラッキーわーい(嬉しい顔)ということで。

<関連記事>
国立劇場開場40周年

「元禄忠臣蔵 第一部(10月公演)

 会員には都民劇場から案内が送られ、歌舞伎サークルの場合、ふた月のうちで見たい歌舞伎の月と候補日・時間帯を選び、都民劇場に返送すると、チケットが送られて来ます。

 半年分の会費を一括払いするのは、ちょっとキツイかもしれませんが、平均して1回分の料金に換算すると、意外とお得な料金で見られます(イヤホンガイド50円引き)。

 ご参考までに2006年4月の時点では、

●演劇サークルの会費は28700円、

●歌舞伎サークルの会費は26700円、

●映画サークルの会費は8200円です。

新規会員になると、その会費のほかに入会金(通常1000円、募集期500円)が必要だそうです。

*ちなみに2009年上期(4〜9月分)の歌舞伎サークルは30000円と値上がりした(=都民劇場の責任ではなく、歌舞伎座が急激に値上げしたため)ので、うちの母と祖母は退会いたしました。それ以降の情報はお知らせ出来なくなりました。

 席は「おまかせ」であることが多いのですが、自分でチケットを購入する手間が省け、自動的にチケットが送られてくるのも魅力です。

<関連記事>都民劇場2008年下期の会費

くわしくは都民劇場のサイトへ。

 他にも朝日新聞系列の●「朝日メイト」の会員になる、という手段もあります。

【お気に入りの俳優さんがいる・とにかく間近で舞台を見たい!】


後援会・ファンクラブに入る

 お目当ての俳優さんがいる・応援したい!・間近で舞台を見たいという方にはお薦め。年会費無料のところから、年会費(だいたい1万〜1万5千円ぐらいが相場)を払うケースとさまざまですが、後援会によっては年に数回、後援会のメンバーだけに舞台を公演してくれたり、俳優さんを囲んでのお食事会が催されるみたいですよ。

【家でも歌舞伎が見たい!】


 そこまで歌舞伎の世界にはまり込んだら、もはや私の出番ではないし、このブログなんぞ不要な気もしますが。

NHK教育を見る(注;これらの情報は2006年当時のもの。いずれの番組も、年度によって曜日や時間帯、番組名の変更あり。詳しくは NHK公式HPでご確認下さい。)

NHK教育の「日本の伝統芸能」という番組があります。

 毎週土曜日 午後12:30〜13:00

 再放送: 火曜 午前5:30〜6:00

同じくNHK教育の「芸能花舞台」

 毎週土曜日 13:00〜13:44

 再放送 翌週 土曜日 午前5:15〜5:59

 再々放送 日曜日 深夜24:15〜24:59

同じくNHK教育の日曜日の夜10時からの「芸術劇場」は、第5日曜日が古典芸能の放送日だそうです。受信料払ってるんなら、見ないと損です。

<関連記事>
国立劇場開場40周年

「元禄忠臣蔵 第一部(10月公演)

大増量!(人気投票)

歌舞伎の筋書(パンフレット)の売り場



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 お近くのケーブルテレビや、スカパー!から申し込んで下さい。(月/¥1890)

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posted by fuji_nishi. at 08:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歌舞伎・時代劇
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