2014年05月25日

毒賽(どくさい)の賽

 nan_thum.gif南郷力丸セリフにある「毒賽」って、一体何のことだろう?とずっと思っていました。

 実はsrjhopri.jpg『白浪時報』1〜4号合併号(計10ページ)4号でも、「おそらく漁師の守り神を祀っている船玉神社で、南郷が賭け事に興じていたのではないか?」という推測を記事にしていました。

wtiware.jpg

watatsumi.jpg@小動神社内の海(わたつみ)神社

追記:『白浪時報5』 のPDFファイルが完成しました!わーい(嬉しい顔)(2014年10月27日)

 中世〜江戸時代の賭けごとは、意外にも「外」で行われることが多く、たとえば神社の境内や地蔵の影など「神や仏の加護が及ぶ場所」だったり、或いは無縁や苦界を意味する「誰もいない場所」である林や森の中、河原や砂浜などの場所が好まれたようです。

watatj.jpg@江の島内の龍宮(わだつみ)神社

 しかし、「でもなんで”毒”がつくのだろう?」というオチで締め括りましたが。

 後日、電子辞書で調べてみたら、下記の文章が出ました。


さい【賽】

 遊戯具および遊戯の補助具の一種。采とも記す。接頭語をつけて「さいころ」ともいう。


 起源は祭儀や卜占(ぼくせん)の用具で、古くは表裏の明確な貝や木片などの自然物が用いられ、後に長方形や立方体の加工された賽になったが、目の出方が予想できないことから神性をもち霊力が籠(こも)っていると考えられた。

(中略)

18世紀には和船の主柱に舟霊(ふなだま)の本体として安置され、水夫の護符にもなった。(後略)


出典:カシオ電子辞書Ex-word XD-B6500『日本歴史大辞典』さい【賽】より
<文章:増川宏一・『さいころ』(1992年・法政大学出版局)>

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 この文章から察するに、どうやら「18世紀頃の日本では、サイコロは船の主柱に舟霊の本体(=ご本尊?)として安置され、漁師や船員のお守りでもあった」ようです。

 しかし、それでも「毒」が一体、何を意味しているのか未だに疑問です。なので、引き続き情報募集中です。ご存知の方は情報提供を宜しくお願い致します

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nan_thum.gif南郷力丸

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『白浪時報5』 ←その記事のPDFファイルがDL出来ます!

<参考サイト>
google「和舟 構造」検索結果
posted by fuji_nishi. at 20:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 南郷力丸
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