2007年05月19日

四代目 中村芝翫

 nan_thum.gif南郷力丸をはじめて演じた四代目 中村芝翫(このブログ投稿時の中村芝翫は七代目)は当時、人気絶頂期にあったそうです。

 「浜松屋」の場面で弁天小僧に続いて、「その相摺りの尻押しは・・・(略)」と、自分の正体を明かす時も成駒屋、成駒屋と、見物客の掛け声で、芝居小屋中が大変な湧きようだったそうです。


 
 とても愛嬌があり、身体も機敏に動く俳優さんだったようで、弁天小僧を演じた羽左衛門にも、兄貴、兄貴と慕われていたようです。

 ただ、お芝居の世界から一歩はずれると、天真爛漫なお人柄だったようで、いろいろな伝説のある人のようです。

<参考サイト>

中村芝翫 (4代目)/ウィキペディア(Wikipedia)

 本来、南郷力丸には刺青はない設定(=製作者側の考えとしては、弁天小僧のようにもろ肌脱いで見せる訳じゃないから、必要の無い演出)だったのに、「尻を捲った時に、尻っぺたに刺青の紋様がありゃァ、ちったぁ強くも見えるじゃないか」ということで、自分も刺青の襦袢を用意させたという逸話があるそうです。

(追記)正確には中村芝翫 (4代目)の奥様(お内儀さん)がリクエストした、という話だそうです。

<関連記事>


*初演データ

*イナセな兄貴

[参考文献]


kabuki3.jpg
『季刊雑誌 歌舞伎第三号』松竹株式会社(昭和44年1月)
posted by fuji_nishi. at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 南郷力丸
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