毎年の年賀状のやり取りで、今はもう会う機会も少なくなった方々との交流を再開するのが、(私の中での)密かな楽しみと、「冬の風物詩」となっております。年賀状って、お互いの近況が分かるし、読んでいると相手のことを思い出し、急に懐かしくなるんですよね。
昨年は久々に新刊を発行したこともあり、つい学生時代の友人何人かに新刊を郵送してしまいました。評判はおおむね好評で、中には感想のお手紙やメールを下さる方もいらして、とっても嬉しかったです。
新刊の内容がちょうど「中年あるある」だったので、それに即した話題と珍情報、お勧めの本も紹介していただけたりと、どうやら喜んでもらえたみたいで、本当に良かったです。
たとえ数は少なくても、こういった感想を直にいただけるのが、ミニコミ冥利に尽きるし、続けて良かったと思える瞬間ですね。
(今頃、言うのもなんだけど)SNSやメールの即効性や便利さも良いけれど、年賀状もまた良いコミュニケーション・ツールですね。
ちなみにお勧めされたのは、群ようこさんの本でした。
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恥ずかしながら、この作家さんの作品をこれまで読んだことなかったので、とても新鮮でした。肩ひじ張らない軽妙な文体で、ときどき毒舌なところが痛快で、一気に何冊も読み進みました。
成人して、ある年齢に到達すると、だんだん周りや流行に振り回されなくなってきて、自分の美意識や好みに凝り固まってしまいがちなので、時々、「人のお勧めするもの」を試してみるのも、「自分の知らない世界」が見られるようで、楽しいですね。やっぱり人と交流することって、大切だな〜と思った出来事でした。
2016年02月10日
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