前回の記事は、「(異性に)モテるために習っていた」という要素が強かったのですが、調べてみたら、どうやらそれは「男子の事情」でした。
独身の女性の場合、それもかなり若い、幼い女の子は「別の理由」で、お稽古の教室や、礼儀作法の教室に通わされたようです。
江戸時代の(裕福な庶民の)女性の出世コースといえば、大奥や武家に何年か仕えた後、良家に嫁入りすることだったそうです。
特に大奥は、今で言う女子アナや丸の内OL(正社員)、スチュワーデス並みの人気と、ブランド力を誇ったそうです。
大奥のトップの大半は武家出身だったので、彼女達に仕えるためには、舞踊(能楽)や琴、三味線などの技芸に優れた人が選ばれたそうです。
だから江戸の裕福な庶民の家庭では、「お稽古熱」が高かったのだそうです。特に母親が教育熱心で、娘を幼い頃からお稽古ごとに通わせていたそうです。昨今の「お入学」ブームと通じるものがありますね。
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<参考文献>
月刊『東京人』(都市出版株式会社)2007年7月号 特集「江戸城 大奥」
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