2007年08月19日

江戸のお稽古事情

 江戸後期には歌舞伎で上演された踊りや、長唄、常磐津などの教室が繁昌し、男女を問わず熱心に通っていたという記事を以前に書きました。

 前回の記事は、「(異性に)モテるために習っていた」という要素が強かったのですが、調べてみたら、どうやらそれは「男子の事情」でした。

 独身の女性の場合、それもかなり若い、幼い女の子は「別の理由」で、お稽古の教室や、礼儀作法の教室に通わされたようです。

 江戸時代の(裕福な庶民の)女性の出世コースといえば、大奥や武家に何年か仕えた後、良家に嫁入りすることだったそうです。

 特に大奥は、今で言う女子アナや丸の内OL(正社員)、スチュワーデス並みの人気と、ブランド力を誇ったそうです。

 大奥のトップの大半は武家出身だったので、彼女達に仕えるためには、舞踊(能楽)や琴、三味線などの技芸に優れた人が選ばれたそうです。

 だから江戸の裕福な庶民の家庭では、「お稽古熱」が高かったのだそうです。特に母親が教育熱心で、娘を幼い頃からお稽古ごとに通わせていたそうです。昨今の「お入学」ブームと通じるものがありますね。

<関連記事>

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ツラネ(口上)の工夫

大奥

<参考文献>

月刊『東京人』(都市出版株式会社)2007年7月号 特集「江戸城 大奥」



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posted by fuji_nishi. at 09:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 参考文献
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