2005年07月14日

白浪五人男とは

 街道の大泥棒・日本駄右衛門を首領とする盗賊団の中でも、スター級(?)の五人組の泥棒のことで、もちろんフィクションです。

メンバーはda_thum.gif盗賊の首領・日本駄右衛門

ben_thum.gif女装の怪盗・弁天小僧

t_thum.gif神出鬼没の盗賊・忠信利平

akaju_thum.gif最年少の盗賊・赤星十三郎

nan_thum.gif元漁師の船強盗・南郷力丸の五人です。

「白浪(しらなみ)」=「盗賊」のことで、
その昔、中国の山西省*の白波谷(はくろうこく)
という場所に、張角と言う盗賊がいて、彼ら盗賊
のことを「白浪賊」と呼んだことに由来するそうです。

山西省-Wikipedia参照のこと(外部リンク)。

「しらなみ」はその訓読み。

enosima.jpg

ちなみに『白浪五人男』とは…歌舞伎『青砥稿花紅彩画-あおとぞうし はなのにしきえ-』のこと。

 通称『白浪五人男(しらなみごにんおとこ)

 名優・五代目尾上菊五郎をモデルにした三世 歌川豊国の役者見立絵(=浮世絵)を元に、河竹黙阿弥が脚本化。文久2(1862)年3月、市村座にて初演

※舞台の「前宣伝」として、黙阿弥が豊国に浮世絵を描かせた説もあり

 五幕八場の舞台だが、「浜松屋」「(稲瀬川)勢揃い」の場面の二幕のみ演じられることが多い。その時の題名は弁天娘女男白浪(べんてんむすめ めおの しらなみ)』という。

 この作品の前身である「三人吉三」(初演1860年で、岩井粂三郎が「お嬢吉三」を演じて当たったように、市村羽左衛門にとって弁天小僧が「当たり役」となった。

<関連記事>

白浪物

世話物

初演データ

白浪五人男の職業

初演時の俳優さんの干支

お嬢吉三

和尚吉三

お坊吉三



かわたけ もくあみ【河竹黙阿弥】(1816〜93

 幕末〜明治時代の歌舞伎脚本家。世話物白浪物を得意としたことから、「白浪作者」と呼ばれた。

 作品は時代物や散切物、新舞踊劇など多岐に渡る。生涯に発表した作品は360種ほど。

 代表作は『三人吉三』、『青砥稿花紅彩画(白浪五人男)』など。
posted by fuji_nishi. at 12:38 | Comment(2) | TrackBack(1) | 白浪五人男
この記事へのコメント
今晩は、げんくろうです。

とても残念ですが、この度ブログ「きままに写楽」を終了することになりました。

たいへんお世話になりありがとうございました。


衣裳制作は今後もずっと続けて行きますので、お気軽にメールでも頂ければ幸いです。

Posted by げんくろう at 2009年03月16日 21:26
げんくろうさま

ご連絡ありがとうございます。
突然の閉鎖のお知らせに私も驚いております。

ブログで歌舞伎衣裳の制作過程の貴重な写真を
見せていただき、とても感謝しております。
今までありがとうございました。

げんくろう様のこれからのご活躍と、
絵本カブキッズを楽しみにしております。

こちらのブログへの書き込みと、メールも
大歓迎ですので、いつでも遊びにいらして
下さい。
Posted by fuji_nishi. at 2009年03月17日 01:56
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Excerpt: 「白浪五人男」  
Weblog: magnoria
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