

ホントは原作のように、若旦那を弁天小僧、芸者さんを千寿姫にして、登場させたかったのですが、男2人の職業が職業だけに、そしてなによりも弁天小僧が「手を出すのが早い」ので、お姫様を同じ船に乗せるのは危険なので、止めにしました。
それにしても、強気で「オレ様」な弁天小僧に対し、南郷は意外と「気配り」の人間みたいですね。序幕の初瀬寺の場面で、信田小太郎に扮した弁天小僧に冷たくされた千寿姫を、お付きの女中と一緒になだめたり、「浜松屋」の場面では

「海の男」ゆえの豪快さ・気性の荒さもありながら、意外とマメで繊細なところもあるのが、この人の魅力なんでしょうかねぇ?
次回からは再び「あらすじ」に入ります。
<参考文献>
あぁ、売り切れでしたか…。しかも学生時代の頃より、かなり値上がりしてます。私なんて、友達に貸したっきり返って来なかったので、結局2冊買うはめになりました。それだけ『名著』ってことです。古本屋で見つけたら、即Getですね!
とても面白い本で、私も持っています…って、コレも品切れかい?しかも「ロープライス」が定価の2倍以上!とスゴイことになっています。
江戸時代の猫の浮世絵ばかりを集めた画集。國芳の絵も多く出ています。
この本の中に「猫のすゞみ」があるかどうかは分からないけど、お手頃価格です。