2016年07月17日

勢揃い・ツラネ2(現代語訳)

 da_thum.gif駄右衛門に引き続き、今度はben_thum.gif弁天小僧のツラネセリフを、無謀にも現代語訳に挑戦してみようと思います。

ご注意


(駄右衛門に続いて)

原文:ben_thum.gif弁: 「さて其の次は江の島 の…」



 現代語訳は、「続きを読む」をクリックして下さい。
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2012年09月14日

ギャップ萌え

 「浜松屋」の場面でも、ben_thum.gif弁天小僧自分の素姓を明かす(=厄払い)の場面は、この芝居最大の「見せ場」となっております。

 それまでのhensou.jpg楚々とした美女が、「実は男(=性の逆転)」で、しかもその男の正体は「大泥棒の一味(善→悪への転換)だった!」という設定が、観客に二重の驚きと衝撃を与え、この芝居の魅力となっていると思います。

btk.gif

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2012年05月30日

「浜松屋」の場面での弁天小僧の衣装

 「浜松屋」の冒頭の場面で、ben_thum.gif弁天小僧は武家の令嬢(早瀬主水の娘・お浪)に、nan_thum.gif南郷力丸はそのお供の武士(若党・四十八)に扮して登場します。

hensou.jpg

 この時の弁天小僧の衣装[注:『季刊雑誌 歌舞伎第三号』松竹株式会社(昭和44年1月)参照]は、以下の通りです。


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2010年07月26日

暑中お見舞い申し上げます

btk.gif弁天小僧

 毎日毎日、お暑うふらふらございますね。晴れ
 お体を壊さないよう、ご自愛下さい。



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2009年10月05日

水も滴る良い男

 今年は市川雷蔵の没後40年の節目に当るそうで、時代劇専門チャンネルの土曜時代劇プレミアムにて、「没後40年特別企画 市川雷蔵と大映京都の名匠たち」という特集で、今月から10週に亘って10作品放映されるそうです。

 あの「弁天小僧」(大映・1958)も放送されるそうです。どうやら歌舞伎の「白浪五人男」とは、全くストーリーが違うらしいけど、美しい雷蔵さまの女装姿は必見です。

btk.gif弁天小僧

 私も思わず浅草のマルベル堂[弁天小僧姿]の雷さまのブロマイドを買ってしまったほどです。



 ちなみに「弁天小僧」の放送日時は、

10月10日(土)21:00
10月18日(日)13:00
10月23日(金)15:00
10月30日(金)03:00

だそうです。

 ケーブルテレビや、スカパー!に加入している人は、是非ご覧になって下さい。私も楽しみです。

※番組内容や放送時間は、予告なく変更される場合があるかもしれません。あらかじめご了承ください。

関連記事:大雷蔵祭

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2008年12月12日

観劇コーディネート案@弁天小僧

ben_thum.gif男女問わずモテモテの弁天小僧イメージ・キーワード…菊(花)、琵琶、色白、蛇、弁天さま、紅、華麗、色気、美しいけれど毒々しいもの、ナルシスト、軽薄、無駄に負けず嫌い。

 柄にたとえるならば、下品一歩手前の派手な花柄。パイソン(蛇)柄。

 駄右衛門さんとうって変わって、一気に抽象的なイメージになりました。無難なアイデアとして、清楚な菊の花や楽器の琵琶のデザインをモチーフにした着物やハンカチ、帯留めなどが考えられますね。

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 それだけじゃ「物足りない」と思う人は、そこに何か「毒々しい色合い」のものや、蛇系のアイテムを組み合わせてみるのはいかがでしょうか?

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2008年07月01日

江戸っ子気質

 以前の記事でも紹介した『東京人』2008年4月号に、噺家の柳家小満んさんの「江戸っ子気性。」という興味深いコラムがありました。



 短気喧嘩っぱやいが、後々まで引きずらないさっぱりとした性質が、江戸っ子の気性なのだそうです。

 お互いに言いたいことをその場で言って、後は(自分が怒ったことや、喧嘩の時の相手の言動を)お互いに忘れるのが礼儀であり、相手の失礼な物言いを根に持って、後でネチネチ言うのは野暮、という認識が当時はあったようです。

(そうすると不意打ちの復讐なんてのは、江戸っ子にあるまじき最大級の恥で、卑怯な行為だったんだろうなぁ〜。)

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posted by fuji_nishi. at 22:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 弁天小僧

2007年05月27日

土の牢へも二度三度、

tsuchinorou.jpg
注)イメージ画像





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2007年05月14日

巨福呂坂と小袋坂

 「(稲瀬川)勢揃い」弁天小僧の渡りぜりふ

ben_thum.gif弁:「(略)小袋坂に身の破れ、(略)」とありますが、現在の「小袋坂」は鶴岡八幡宮裏手から北鎌倉へ抜ける道のことを指し、開通したのは明治になってからのことです。

 「巨福呂坂」は現在、途中で寸断されているものの、かつては鶴岡八幡宮脇->西側の尾根->圓應寺(円応寺・えんのうじ)前->建長寺に抜ける道だったそうです。

 旧道は執権北条泰時が造営したと伝えられます。名前は建長寺の山号「巨福山(こふくさん)」から、由来しているのではないかと思われます。

 表記は違っても、どちらも「こぶくろざか」と読むんですけどね。

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2006年12月30日

クイズ;緋鹿の子の切れの正解

 正解は…
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2006年12月28日

クイズ;緋鹿の子の切れ

 いよいよネタがなくなってきたので、クイズ。

「浜松屋」の場面弁天小僧ben_thum.gifは、わざと店員の目の前で「万引き」しているかのような、紛らわしい仕草をしていましたが、この「緋鹿の子の切れ」は、そもそも何に使われる布だったのでしょうか?

(1)obiage.jpg
帯揚げ(おびあげ)

(2)着物の下に着る長襦袢(ながじゅばん)の見本生地
benten.gif
(このイラストでは赤い無地の部分)

(3)takasimada.jpg
頭を華やかに彩る髷(まげ)の飾り

正解は次回に。
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2006年11月02日

髷も島田に由比ケ浜

 表題は稲瀬川での「勢揃い」の時の、ben_thum.gif弁天小僧ツラネセリフ(自己紹介)です。

inasekako.jpg稲瀬川の河口

 それと並行して水瀬川の河口があります。minanosegawa.jpg

 二つの川(?)は由比ケ浜につながります。写真には写っていないけど、カラスがやたらと多かったです。


 

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2006年09月26日

おえかき

 ひまつぶしに弁天小僧のイラストを描いてみました。
もしも彼が「現代」にいたら、こんな感じかな?

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2006年08月18日

超・主役級

 やっぱり、なんのかんの言っても、kura.jpg弁天小僧抜きには「白浪五人男」は語れないでしょう。

 登場しただけで、場の雰囲気が一気に明るくなるような「華やかさ」、「美しさ」は、天性の「主役」ならではのものです。

 退廃的で性別不明の美しさは、どこか妖しくて、「水商売」っぽい雰囲気もしないでもないですが。今風に言えば「ナンバーワン・ホスト(ホステス?)」みたいな感じですかね?
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2005年12月12日

勢揃い・ツラネ2

「勢揃い」

(駄右衛門に続いて)

ben_thum.gif弁:「さて其の次は江の島 の岩本院 の児(ちご)上がり 、平生(ふだん)着馴れし振袖から、髷も島田に由比ケ浜1、打ち込む浪にしっぽりと、女に化けた美人局2 、油断のならぬ小娘も小袋坂3 に身の破れ、悪い浮名4 も竜の口5 、土の牢6 へも二度三度、だんだん越える鳥居数、八幡様の氏子にて鎌倉無宿7 と肩書も、島に育って其名さえ、弁天小僧菊之助」

現代語訳はコチラ

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2005年12月05日

稚児が淵

 行ってきましたよ!稚児が淵。

ちごがふち

 江の島の西岸にある淵の名前。名前の由来はその昔、ある僧侶が江の島参詣に来た折、稚児の白菊(男)を見初め、思いを告げたが、禁断の愛に白菊は悩み、ここから身投げし、僧も後を追って自殺したという伝説から。

 記念碑があったので、まずは撮影。chigo.jpg

chigogfch.jpg

 平日の午後なのに、釣り客がワンサカいました(まぁ、私も人のコト言えた立場じゃないですが)。

展望台の上から撮影。gake.jpg

近くの岩場iwaba.jpg



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2005年11月23日

岩本院

現在の岩本楼です。iwamotorou.jpg

torii.jpg江ノ島に入ってすぐの坂の途中にあります。

解説の写真。iwamotoin.jpg

写真が見られない人は「続きを読む」を読んで下さい。続きを読む
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2005年11月16日

雪の下から稲瀬川のルート

「(稲瀬川)勢揃い」の弁天小僧の渡りぜりふ

ben_thum.gif弁:「雪の下から山越に、まづここまでは逃げのびたが」

の「山越え」って、一体どういうルートなんでしょうね?
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2005年11月04日

美男と手拭い

『河床』の治兵衛といい、『与話情浮名横櫛』の「切られ与三」といい、歌舞伎の「いい男」は頬かむりが似合うんですね。弁天小僧も豆絞りの手拭いで頬かむりしています。(=南瓜冠りと言うらしい)hokkamuri.jpg

ある意味、頬かむりは高度なファッション・テクかもしれません。

[参考サイト]現代生活様式学会アーカイブス/第90回テーマほっかむりのやり方(2004.05.01)

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2005年11月01日

「浜松屋」での厄払い(セリフ)

benten.gif「知らざあ言って聞かせやしょう。浜の真砂(はまのまさご)と五右衛門が、歌に残せし盗人(ぬすびと)の、種は尽きねぇ七里ガ浜 、その白浪の夜働(よばたら)き、以前を言やあ江の島で年季勤めの児ケ淵(ちごがふち)、江戸の百味講(ひゃくみ)の蒔銭(まきせん)を、当てに小皿の一文子、百が二百と賽銭の、くすね銭せえだんだんに、悪事はのぼる上の宮(かみのみや)岩本院で講中の、枕捜しも度重なり、お手長講を札付きに、とうとう島を追い出され、それから若衆(わかしゅ)の美人局(つつもたせ)、ここやかしこの寺島(てらじま)で、小耳に聞いた*祖父さんの、似ぬ声色で小ゆすりかたり、名さえ由縁(ゆかり)の弁天小僧菊之助とは俺がこった。」

参考文献:『知らざあ言って聞かせやしょう―心に響く歌舞伎の名せりふ』赤坂 治績 / 新潮社より

「モラル」を重要視している方は立ち入り禁止。
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