2017年02月21日

勢揃い・ツラネ5(現代語訳)

 akaju_thum.gif最年少の盗賊・赤星十三郎に引き続き、最後はnan_thum.gif南郷力丸ツラネセリフを、無謀にも現代語訳に挑戦してみようと思います。

ご注意


akaju_thum.gif(赤星十三郎に続いて)

原文:nan_thum.gif: 「さてどんじりに控えしは…」

 現代語訳は、「続きを読む」をクリックして下さい。

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2014年05月25日

毒賽(どくさい)の賽

 nan_thum.gif南郷力丸セリフにある「毒賽」って、一体何のことだろう?とずっと思っていました。

 実はsrjhopri.jpg『白浪時報』1〜4号合併号(計10ページ)4号でも、「おそらく漁師の守り神を祀っている船玉神社で、南郷が賭け事に興じていたのではないか?」という推測を記事にしていました。

wtiware.jpg

watatsumi.jpg@小動神社内の海(わたつみ)神社

追記:『白浪時報5』 のPDFファイルが完成しました!わーい(嬉しい顔)(2014年10月27日)

 中世〜江戸時代の賭けごとは、意外にも「外」で行われることが多く、たとえば神社の境内や地蔵の影など「神や仏の加護が及ぶ場所」だったり、或いは無縁や苦界を意味する「誰もいない場所」である林や森の中、河原や砂浜などの場所が好まれたようです。

watatj.jpg@江の島内の龍宮(わだつみ)神社

 しかし、「でもなんで”毒”がつくのだろう?」というオチで締め括りましたが。

 後日、電子辞書で調べてみたら、下記の文章が出ました。
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2014年01月28日

どん尻に控えしは

 「稲瀬川勢揃い」の場面で、一番最後に南郷力丸自己紹介をするのですが、最近、やたらと検索キーワードで「どんじり 意味」で、ここにたどり着く方が多いようです。

nango.gif

 どん尻の「どん」とは接頭語(=言葉の頭につけることで、その意味を強める役割の修飾語)の「どん」のことで、「どん底」の「どん」と一緒で、「究極の」とか「行き止まり」みたいな意味。そして、この場合の「尻」は、「頭」が「はじめ」なら、「尻」は「終わり」の意味。

 よって、「さてどん尻に控えしは…」は、「さて、一番最後に控えているのは…」ということになります。

 間違っても焼き鳥の「ぼんじり」の仲間ではないし、当然「〜丼(どん)」でもなければ、スペイン・ポルトガル・イタリア語圏で使われる男性の尊称(=英語で言うところのMr.<ミスター>)「ドン(首領・ボス)」でもなければ、「西郷どん」の「どん(“殿“の薩摩訛りか?)」でもありません。

 ちなみに「控えし」の控えは、「控室」の控と同じで、「待っている(待機)」みたいなニュアンスなのではないかと思います。

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posted by fuji_nishi. at 23:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 南郷力丸

2012年07月15日

浅葱色は当時のサラリーマン・カラー?

 「浜松屋」の場面のnan_thum.gif南郷力丸は、ブルーグレー系の羽織を着ています。

hensou.jpg

 江戸時代、武士の羽織の裏地に浅葱色の木綿が使われたことから、「浅葱色=武士」を象徴するようになり、遊里では(まだ遊び慣れていないくせにぶって粋がっている江戸詰<=単身赴任で地方から江戸に出張で来ている>の武士が多かったことから)野暮な田舎者」のことを*「浅葱裏」とあざけっていたようです。

 ちなみに浅葱(あさぎ)色とは、緑がかった薄い藍色(薄い青緑色)のことです。

参考サイト
浅葱色-Wikipedia
浅葱色とは-コトバンク
 

 ちなみに「浜松屋」の南郷力丸の衣装は、以下の通りです。[注:『季刊雑誌 歌舞伎第三号』松竹株式会社(昭和44年1月)参照]

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posted by fuji_nishi. at 16:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 南郷力丸

2011年04月06日

力丸もなか

 nan_thum.gif南郷力丸のモデルと伝えられている、南湖力丸の出身地・茅ヶ崎市の南湖の和菓子屋さん、おかし処やくもでは「力丸もなか」が販売されているそうです。

 1度は南湖地方に行って、食べてみたいものです。



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2010年07月12日

一見、地味な役どころ

「浜松屋」の場面では、弁天小僧ben_thum.gif自分の素姓を明かして注目を浴びたり、da_thum.gif謎の武士・玉島逸当に扮する日本駄右衛門との掛け合いに目が行ってしまい、nan_thum.gif南郷力丸が全然目立ちません。

 というよりも、演出でわざと目立たないようにしているのだそうです。

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2009年10月22日

竹に虎

 とは何ぞや?と思っていたら、「唐獅子牡丹」と同じような意味で、どうやら「心の拠りどころ」とか、「安心できる場所」のことのようです。 どちらも仏教の法話から由来しているそうです。

ekdkoma_3.jpg

kocho.gif

参考サイト;臨在禅 黄檗禅 公式サイト(臨黄ネット)・法話 「牡丹(ぼたん)に唐獅子(からじし) 竹に虎」 
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posted by fuji_nishi. at 12:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 南郷力丸

2009年06月29日

だんまりの場面の扮装

 東京都立図書館のHPには、デジタルライブラリーというページがあり、その中に浮世絵、江戸城、和漢書が見られる貴重資料画像データベースがあります。

 その中に「稲瀬川谷底の場」のだんまり(暗闘)の場面で、南郷力丸が虎の革をかぶる浮世絵(見立絵)を発見しました。

 それは文久2(1862)年3月、3代目 歌川豊国による作品で、中村芝翫<4>扮するnan_thum.gif南郷力丸が、竹薮の中で虎(と言うよりも豹?)の毛皮をかぶった姿の役者絵です。

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2008年12月19日

観劇コーディネート案@南郷力丸

nan_thum.gif南郷力丸イメージ・キーワード…稲妻、木貂、光(金属的に反射するもの)、海の男、色黒、ワイルド、虎ヶ石、十字架(=磔の刑のイメージ)、ちゃっかり、お調子者など。

 この人の場合、大胆なアニマル柄や大柄チェック(弁慶格子)、ボーダー(横縞)柄を連想します。色は黄色、黒、茶系。

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2008年05月16日

小動神社

小動(こゆるぎ)岬をさらに江ノ島方面に進むと、小動神社に到着します。

kyrgjtorii.jpg かなり立派な神社ですね!

koyurugij.jpg

kyrg_iware.jpg 神社の由緒書き



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2008年05月13日

小動(こゆるぎ)岬

 前回は江ノ電・鎌倉高校前駅のホームから、小動岬を撮影しましたが、今回は実際に近くまで歩いてみようと思います。

 江ノ電の駅を3回以上利用するのだったら、1日乗車券「のりおりくん」580円を買うと、元がとれます(今回は私も利用しました)。

 鎌倉高校前駅のお墓側のホームから出て、江ノ島方面へ道なりに進みます。

kyrg_1.jpg  

kyrg2.jpg だんだん近づいて来ました。

kyrg3.jpg このまま小動神社へ行ってみましょう!
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2007年11月17日

大磯の海岸

花水橋を渡って、大磯の方へ歩いてみました。

koyurugihama.jpg

koyurugihama2.jpg大磯の漁港そばまで来ましたが、上の写真と大して代り映えしませんね。
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posted by fuji_nishi. at 22:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 南郷力丸

2007年05月19日

四代目 中村芝翫

 nan_thum.gif南郷力丸をはじめて演じた四代目 中村芝翫(このブログ投稿時の中村芝翫は七代目)は当時、人気絶頂期にあったそうです。

 「浜松屋」の場面で弁天小僧に続いて、「その相摺りの尻押しは・・・(略)」と、自分の正体を明かす時も成駒屋、成駒屋と、見物客の掛け声で、芝居小屋中が大変な湧きようだったそうです。


 
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2007年04月02日

現代版 南郷どん

 って、どんな感じなんでしょうかねぇ。
やっぱりワイルドなイメージで、色黒マッチョ「ちょい不良(ワル)」な不精ひげって感じでしょうか?

 例のごとく妄想を膨らませて、イラストを描いてみました。


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2006年07月29日

手拭い

 今年はなかなか梅雨が明けないと言われていますが、やっぱり夏ですね。とにかく今日は暑かったです!久々に部屋の掃除とエアコンの掃除、布団を干しただけで、もう汗だくです。

 そう言えば「稲瀬川勢揃い」の場面で、nan_thum.gif南郷どんが手拭いを首に巻いて登場しているのは、実は汗っかきだから?と思ってしまいました。

 
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2006年05月08日

どうで終いは…

 以前nan_thum.gif南郷力丸の連ねせりふの「どうで終いは木の空と…」の「木の空」とは、「磔(はりつけ)の刑」のことを指すと脚注に書きました。

 「(稲瀬川)勢揃い」の場面で追手に取り囲まれて、ここで捕まったら彼は「磔の刑」になると、自分でも覚悟していたのでしょう。

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posted by fuji_nishi. at 00:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 南郷力丸

2006年01月29日

画数占い@南郷どん

 いよいよネタがつきてきた(最悪!)ので、『白浪五人男』のキャラクターの姓名判断をしてみたいと思います。第一弾はnan_thum.gif南郷力丸さんです。

なんだか「典型的なダメブログ」のような展開になってきました。でもまぁ、登場人物の「性格と傾向」が名前で分かるのであれば知りたいし、本当に「役柄」と合っているのか気になりませんか?私は気になります。

 という訳で、1から始める姓名判断と名づけというサイトで占ってみました。一応「リンクフリー」で、リンクや著作権に関して特に細かい規制はなかったので、勝手に載せてしまいましたが、もし不都合な点がありましたなら、いつでも削除・訂正致しますので、その時はご一報ください。












┏---9南○
20[水]
┗--11郷○┓
12  -----13[火]
 ┏-2力●┛
5[土]
 ┗-3丸○

____________________
25


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2006年01月26日

虎ヶ石

【とらがいし】

 供養塔の一種で、曽我十郎祐成の愛人・大磯の虎女(とらめ)が祐成の死後、尼になって全国に建てたと伝えられている。

 一方、伝説では大磯の虎女の成長とともに大きくなっていく石、「虎御石」なるものもあって、ちょっと紛らわしいです。

 宮経山延台寺の伝説によると、復讐を誓った曽我兄弟の殺意に気づいた工藤祐経は、ある時、兄の十郎を倒そうと二人の刺客を差し向けた。刺客の一人が十郎を目掛けて矢を放ったのに跳ね返され、続いてもう一人が太刀で切りつけたのに、十郎はかすり傷一つ負わなかった。実は刺客が襲ってたのは、大きな石だった。この石の正体が「虎御石」である。十郎の身代わりとなったことから、「身代わり石」とも呼ばれている。

tigereye.jpg←これは虎目石(タイガーアイ)。続きを読む
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2005年12月20日

勢揃い・ツラネ5

「勢揃い」

(赤星十三郎に続いて)

nan_thum.gifさてどんじりに控えしは、汐風荒き小ゆるぎ1 の、磯馴2 の松の曲がりなり、人となったる浜育ち、仁義の道も白川の夜船へ乗込む船盗人、波にきらめく稲妻の白刃に脅す人殺し、背負って立たれぬ罪科は、其身に重き虎ヶ石3 、悪事千里4 と云うからはどうで終(しま)いは木の空5 と、覚悟は予(かね)て鴫立沢6 、しかし哀れは身に知ら、念仏嫌えな南郷力丸」

現代語訳はコチラ


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2005年11月08日

意外とマメな兄貴

nangoh.gifこの絵は歌川國芳の「猫のすゞみ(=涼み)」という浮世絵(団扇絵)のパロディです。原画では猫の「船頭さん」の他に、「若旦那」と「芸者さん」が登場しています。腰の手拭いも原画は「叉たび」ですが、「白なみ」にアレンジしました。

nekonosuzumi.jpg専門学校時代の美学の授業のノートの清書

 ホントは原作のように、若旦那を弁天小僧、芸者さんを千寿姫にして、登場させたかったのですが、男2人の職業が職業だけに、そしてなによりも弁天小僧が「手を出すのが早い」ので、お姫様を同じ船に乗せるのは危険なので、止めにしました。
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